教室紹介

群馬大学麻酔科の概要

 群馬大学医学部附属病院の麻酔科開設は昭和39年、現在50年の伝統があり、本邦の麻酔科創設期の歴史と重なります。手術患者の麻酔管理を主な担当領域として開設された麻酔科学は、痛みの治療、重症患者管理、高気圧酸素治療などへも幅が広がっています。臨床活動、研究活動の双方において専門化が進み、教室・医会のメンバーもそれぞれの得意分野を臨床、研究の両面から取り組んでいます。

 


 

医会の役割と展望

1.人材の育成
2.多様性・専門性の獲得
3.社会への貢献

 専門医制度が2015年度より変わります。専門医認定の標準化と研修必須化により、体制の整った組織において計画的研修を行うことが求められております。ひとつの提案として、大学病院等を中心とした組織に所属して後期研修を開始することが最もシンプルでスマートなキャリア指向ということになります。われわれ麻酔科医師が組織形成するメリットとして、医会員間の切磋琢磨・情報交換によってキャリア形成を容易にする教育的役割がとても大きいです。麻酔科のみならず、われわれ医師は各専門分野において相当に高い専門性を有し、最新知識・技能に習熟する必要が、生涯にわたってあります。それには、個人だけの力では限界があります。将来の人材を育成し、多様性と専門性を獲得すること、持続的成長により初めて、さらに発展することが可能となります。

 医師が機能的集団を形成し、臨床業務推進と人材育成、それによる社会貢献を図ること、その意義はわれわれ麻酔科医にとってのレゾンデートルに他なりません。