群馬大学麻酔神経科学同門会

群馬大学麻酔学教室は1964年の麻酔学教室開設以来、 手術麻酔、ペインクリニック、緩和医療、救急・集中治療へと活躍の場を広げ、急性期医療のみならず、進行癌、慢性期呼吸不全、高齢者多臓器不全患者などの回復困難患者への生命倫理を配慮した対応、医療行政への提言を行うなどその社会的貢献は多岐にわたっています。
この60年の間、同門会は、年に1回開催される年次総会と郵送されてくる年報で、現役医師や定年後の先生方の間で情報交換を行ってきましたが、ここのところ会員数が、262人に増大したこともあり、教室を離れた多くの先生方の情報交換が難しくなっていたかもしれません。
近年のIT進歩とスマートフォンの飛躍的な流通にともない、私たちは気軽にネットワークにアクセスすることができるようになり、このたび同門会もホームページを開設することとなりました。これからは、過去の記録だけではなく、様々な現況を参照できるようになり、また会員同士の自由な意見交換もできるようになるのではないかと思います。ホームページ開設により、さらに一門の結束が深まることを期待しています。

同門会会長　国元文生